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【演劇レポート(ネタバレ)】2021年11月20日(土)演劇女子部「図書館物語~3つのブックマーク~」(Future/Past)観劇

2021年11月20日(土)に演劇女子部「図書館物語~3つのブックマーク~」(Future/Past)を観劇しました。

・演劇女子部「図書館物語~3つのブックマーク~」

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池袋には13:50分位に到着。
会場側の公園(豊島区立南池袋公園)の前のハンバーガー屋(BROOKLYN MILLS)さんでお昼。
肉汁たっぷりで美味しかった。


その後、会場へ。
会場は「シアターグリーン BIG TREE THEATER」。
席は167席。


最後尾はL列だが、俺はK列で、後ろから2列め。
座席がすり鉢上で、ステージがかなり下。

席は、1個おきではなく全入れ。
更に、前の人がデカく、モロにステージ中央が隠れる。

これは、ハズレ席だなぁ~


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ステージの背景は、図書館の感じ本棚の絵。
ステージ上には小道具の机と椅子。


・未来編(2111年)

脚本は「太田善也」で演劇女子部「タイムリピート~永遠に君を思う~」の脚本を書いた人。
なので「未来編(Future)」はSFで、タイムトラベル物。

SFは人を選ぶが、タイムマシンは、ドラえもんタイムボカンで鍛えられた世代なので問題無しか?!


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天才発明家のコナン(石栗奏美)が、腕時計型のタイムマシンを発明。

アガサが好きな人に告白出来ないのは、ネガティブな性格のせい。

このアガサのネガティブな性格は遺伝(ネガティブ遺伝子)で、アガサのひいおばあさんの有る事件が原因。
その原因を取り除くために、タイムマシンで2021年へ。


コナン(石栗奏美)「2021年11月28日へ。時空(とき)を超え、宇宙(そら)を超え!!!」。

ここで歌う曲がモーニング娘’14の「時空を超え宇宙を超え」。


2021年というのは現代編の舞台。
斉藤円香演じる「朝井夏生」は、この現代編にも出ている人物で、この子が、アガサのひいおばあさん。
事件とは、この「朝井夏生」が、主役の舞台(図書館物語)を直前で逃げ出してしまうというもの。

出るように説得するが、遺伝子解析で調べると「朝井夏生」のネガティブな性格も、そのまた先祖からの遺伝(ネガティブ遺伝子)が原因なのが発覚。


その「ネガティブ遺伝子」は、いつ生まれたのか?!

その原因は、またまた、その、ひいおばあさん(三島佐和子)が起こした、校長先生が大切にしていた壺を落として割った事件が原因。
「三島佐和子(松原ユリヤ)」は過去編(1934年)の登場人物。


この失敗を無くせば、ネガティブにはならず、ネガティブ遺伝子は生まれない。
アガサを現代に置いて、コナンは、この原因を取り除くために過去編(1934年)にタイムトラベル。

そこで、壺を校長室に無事返却。


それで2021年に戻ってくるが「朝井夏生(斉藤円香)」の性格がおかしい。
ポジティブというより傲慢。

この時の「朝井夏生(斉藤円香)」が、高飛車で怪演(笑)


さらに「アガサ(橋田歩果)」も変わっていて金髪(笑)


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↑「ハロドリ。」のオマケコーナーに映ったこれ!


アガサ「おいおいおい、パツキンだからって文句有るのか!顔面にタトゥー入れようと思ってる」。
コナン「俺が知ってるアガサじゃ無い。俺の好きなアガサじゃ無い!」。


コナンと関わった事で、三島佐和子(松原ユリヤ)は、超大金持ちになっており歴史が変わっていた。

コナンが、タイムマシンで、また過去(1934年)へ行き、三島佐和子を現代(2021年)に連れてきて、未来を見せようとするが、また歴史が変わった事でアガサが消えている。


最終的には、タイムパトロール(北原もも、窪田七海)が出てきて、過去の人々の記憶を消すことで、歴史が戻り、アガサも元に戻る。
しかし、またタイムマシンを発明しないように、コナンの記憶も発明の才能もタイムパトロールに消される。


しかし、三島佐和子に励まされた記憶を思い出し、コナンはアガサに告白してハッピーエンド。


この時に、コナンがアガサをバックハグするんだが、この時の石栗奏美が超イケメン。
また、橋田歩果のアガサの表情も可愛い!!!


ここで歌うのがBuono!の「初恋サイダー」。
歌っている「アガサ(橋田歩果)」きゃわ!!!


・過去(1934年)

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過去編は、普通にいい話です。
普通に見れますが、そんなに盛り上がる内容では有りません

女の子の友情ものです。

新聞部が、校内新聞の廃刊の撤退を求めて、図書室に、校長先生の大事にしている壺を人質ならぬ壺質にして立てこもる。


それを、生徒会長で有る「夏目薫(小野田華凜)」が、有る目的のため支援する。
この過去編の「夏目薫(小野田華凜)」が書いた話が「図書館物語」。

すったもんだ有るが、結局、校内新聞は廃刊にはならず、校内新聞に「図書館物語」は掲載される。

この過去編で、校長先生の大事な壺を割ってしまうのが「三島佐和子(松原ユリヤ)」で、その「ネガティブ遺伝子」は、延々と現代編、未来編に受け継がれて行きます。


良かったのは、外部の演劇(舞台「大悲」)にも出ており、昔、この舞台を見た、表現力高めのBEYOOOOONDS(ビヨーンズ)の高瀬くるみが絶賛していた「小野田華凜」。

双眼鏡を用意してきて正解。
細かい表情がホントに上手い。


この劇は、1つの場面で話が進む「ワンシチュエーション」。
なので、話してる人以外にも、ステージ上に、メンバーが居る時が多いのだが、この話とか聞いている普通の表情が抜群に上手い。

圧倒的なオーラでは「平山遊季」のスターオーラが素晴らしかったが、息の長い役者という意味だと、名脇役の「小野田華凜」だと思う。

ただ、平山遊季が主役の現代編は見えていないので、演技力は、いまいち、良くわからない。




PS:

出演者の役名は、皆んな作家から取ったのか・・・

宮沢文子は宮沢賢治
夏目薫は夏目漱石


梶井晶子は梶井基次郎与謝野晶子
夢野綾子は夢野久作か?
三島佐和子は三島由紀夫か?