2024年5月4日(土)開催の「Hello! Project 研修生発表会 2024 ~春の公開実力診断テスト~」に参戦しました。
今回は「自由曲」についてです。
課題曲については以下参照。
<自由曲順番>
- 宮越千尋:冷たい風と片思い / モーニング娘。’15
- 吉田光里:Wake-up Call~目覚めるとき~ / モーニング娘。’23
- 相馬優芽:妄想だけならフリーダム / つばきファクトリー
- 浅野優莉花:愛して愛して後一分 / モーニング娘。
- 牧野永愛:ふるさと / モーニング娘。
- 大坪茉乃:桜チラリ /℃-ute
- 河野空愛:赤いフリージア / メロン記念日
- 島川波菜:I&YOU&I&YOU&I / タンポポ
- 服部琉愛:Kiss me 愛してる /℃-ute
- 林仁愛 :プラトニック・プラネット / Juice=Juice
- 杉原明紗:RED LINE / アンジュルム
- 西村乙輝:愛され過ぎることはないのよ / モーニング娘。
出だしの佇まいが、雰囲気があって素晴らしい。
最初のダンスもいい。
最初の第一声が、おとなしい感じだが、この曲には合ってる。
表情も、完璧に演出していた。
語尾の処理がイマイチの所や、もう少し、強く歌う所があっても良かったと思ったが、最後まで雰囲気があって良かった。
宮越千尋「この曲はMVが凄く良かったので選んだ。白い衣装が綺麗で、自分も踊りたいと思った」。
・審査員感想
歌の先生「宮越さんの声質に合った楽曲。宮越さんの声が気持ちよく聞ける。ピッチ感もリズム感もいい。日頃見えなかった一面が見えて楽しかった」。
小片リサ「選曲がいい。お話してる顔を見て美人だと思った。表情が楽曲に出ていた。顔を出すための髪さばきとかもいい。パフォーマンス中見とれてしまった。素敵でした」。
宮越千尋「手についているひらひらを、綺麗に見せられるように頑張った。この曲の感情は、読み取って表現するのが難しかった。歌詞を見て研究した」。
宮越千尋「自分のせいだが鼻炎。気管支炎で悔しい。昨日も「治れ」と思いながら寝た。自分の中で、今できるかぎりのことはした」。
そうか、鼻炎で万全で無かったのか!?
それで、これだけできるとは・・・
万全な状態だったらどうなってるのか!?
2.吉田光里:Wake-up Call~目覚めるとき~ / モーニング娘。’23
最初の曲紹介から力強い声。
この曲を1人でやるのは無謀では?!
不敵な笑顔。
眼力が凄い!
最初の第一声が強い!!!
ダンスはイマイチだが、最後まで、見事にやりきった。
サビの歌は、伸びやかな声で超ノリノリ。
最後のラップのリズムは、いま一歩。
しかし、この曲を選んだチャレンジ精神も含めて歌いきったのが、素晴らしい。
終わった時の客席の声援が凄い。
吉田光里「この曲は凄く難しいと言われてたので、あえて選んだ。一か月練習して歌えるようになったらカッコいいなぁと思ったから」。
「あえて選んだ」って言った時の、客席の盛り上がりが凄い。
・審査員感想
星部ショウ「この曲名を聞いた時に、厳しいと思った。これを1人で歌うのは、中々の度胸!今のパフォーマンスを見て、1人でパフォーマンスを成立させてるのが凄い。声が強い。裏声も行き来するが、そこも音が取れていた。素晴らしい。ラップのリズムがキープできれば、さらに良かった。ほんとにあっぱれ!」。
ダンスの先生「ほんとに選曲がいい。合っている。伸びやかな声で、吉田の良さが乗っかった。ダンスのリズムが合ってくると、ラップもハマってくる。一緒にトレーニングしようね」。
「はい!ありがとうございます」。
3.相馬優芽:妄想だけならフリーダム / つばきファクトリー
曲紹介の声はおとなしい。
ただ、曲が始まると、一瞬で曲の世界に入り込む。
眼力が凄い。
表情も曲に合っていて、素晴らしい。
声も表現力が有り◯。
後半は少しスタミナ切れか!?
少し歌が雑になった。
歌い終わった後の「ありがとうございました」もおとなしい声。
相馬優芽「オーディションの時の課題曲に有った。私は選ばなかったが、家で歌ってみたら自分に合ってる曲で、可愛いもカッコいいも詰まってる曲なので選んだ」。
・審査員感想
まこと「リズム感がいい」。
稲場愛香「曲に合った表現をしていた。顔が凄く可愛い。声も可愛くてアクセントになる声。見ていてグループにいてアクセントになる声のパートをもらうのが想像できた」。
4.浅野優莉花:愛して愛して後一分 / モーニング娘。
表情はいいが、衣装は、もう少しセクシーでも良かったか!?
インパクトが足りない。
最初の出だしが少し遅れたか!?
歌えてはいたが、全体ではインパクト不足。
他のメンバーが曲者ぞろいだったので、あまり印象には残らず。
事前予想では、カマしてくれると思ってたのだが・・・
歌えてはいたが、もうちょっと強く歌っても良かったと思う。
浅野優莉花「元から大好きな曲。家で良く歌っていた。ダンスも私の好きな振り付け。声質も合ってると思った」。
・審査員感想
歌の先生「魔性感が有る。イントロがかかった表情とか、声の語尾に残る息遣いとか、そういうのが、うちの魔性担当(笑)素敵だと思った」。
小片リサ「声質が凄く素敵。どこまで意識してるか分からないが、一瞬のビブラートとか、息の抜き方とか、1人で歌ってても、飽きない声で、ずっと歌えているのが凄い。一瞬見せる笑顔とかの表情も素敵。課題曲も自由曲も大人な雰囲気だったが、終わった瞬間のホッとした笑顔が可愛い。元気な楽曲も聴いてみたい」。
5.牧野永愛:ふるさと / モーニング娘。
ビジュアルは垢抜け中!
ほぼ踊らず。
まあ、曲名で、踊らないのは分かっていたが・・・
歌は、歌えてたが、凄く上手いわけでは無い。
後半の伸ばす所の音程が少し不安定。
ハロプロは、歌って踊ってなので、ここまで踊らないのは、俺は評価できない。
牧野永愛「研修生になって、1人で東京に行くことが増えて、親と離れる事が多くなった。その時に、親の温かさが身にしみたので、この曲を選んだ」。
・審査員感想
稲場愛香「上野先生(歌の先生)が、凄く泣いてらっしゃるんですけど」。
歌の先生「おばさんは泣いてしまいました。歌詞をしっかり読んで、行間まで読んだんだなって良くわかる歌唱。これだけで感動して泣いてしまった」。
稲場愛香「地元が北海道で、上京した時を思い出して涙が伝染しそう。真っ直ぐな瞳で、緊張しながらも最後まで負けずに歌いきった姿に感動した」。
2023年の後藤花は、俺も感動したんだが、今回は刺さらず。
アイドル性バツグンで、出てきただけで、ステージを明るくするのは流石。
最初のリズムはイマイチか?!
歌声も超可愛い!
少し怪しい所もあるが、概ね、音程は安定している。
最後「いつまでも手を繋ぐ、かわいい恋をする♪」の語尾の処理がイマイチ。
切るところと、伸ばす所をしっかりとする事。
大坪茉乃「元℃-uteの鈴木愛理さんに憧れていた。研修生発表会で先輩が桜チラリを踊ってるのを見て、振り付けも歌詞も可愛いと思い、選曲した」。
「研修生発表会で先輩が桜チラリを踊ってるのを見て」とは上記公演の「03.桜チラリ ハロプロ研修生(35期)河野空愛・牧野永愛・林仁愛」の事。
・審査員感想
星部ショウ「キャンディボイス。可愛い声。(目元のスパンコールで)目元キラリ。自分の見せ方を心得た選曲。音程も遊びつつも、安定している。どっちでもやれる。外すのも、しっかり歌うのも、使い分けてると思った。他のジャンルも聴いてみたい」。
ダンスの先生「普段レッスンしてると活発なイメージ。可愛い感じのを見れたのは、新しい発見。もっと踊れるので、もっとリズム感を出してほしい」。
感想を聞いた後の「ありがとうございます」の声も可愛い。
ここの半分で審査員の感想。
まこと「クオリティが上がっていて、・・・プロみたい。なんか言いたかったのに、名前を呼ばれると真っ白に・・・」。
まことのコメントのダメさに、客席から笑いが出る。
課題曲では、ダメダメだったが、挽回した。
ビジュアルは可愛くて、佇まいがいい。
後、声に表情が有っていい。
リズムも取れてる。
後半は、少し、息が切れたか!?
新人に歌えるメンバーが多いので、課題曲の失敗は取り返したが、全体では目立てず。
爪痕を残せなかった印象。
河野空愛「とても緊張しました。大人っぽくて、可愛らしい曲で、私は、研修生の中で一番年上なので、大人っぽさが出せるかなと思い選んだ」。
いやあ、高校3年生という、年齢が、かなりプレッシャーになってるよう。
かなり、追い詰められてる感じ。
・審査員感想
歌の先生「課題曲のパフォーマンスを挽回した。頑張りました。衣装もいい。リズムも良かった。ピッチ感も良かった」。
小片リサ「大人っぽさを表現したいのが、パフォーマンスから伝わった。パフォーマンスする時の楽しそうな表情も素敵だが、ちょっと不安な表情。それが良さでも有るが、表情ではいいが、それが歌に出ている部分があった。歌もダンスも、もっと自信を持ってパフォーマンスした方がいい」。
可愛いんだがなぁ・・・
ハロプロは、歌って踊ってだからなぁ・・・
ちょっと、このメンタルでは、昇格は、厳しそう。
8.島川波菜:I&YOU&I&YOU&I / タンポポ
最初の曲紹介が元気。
曲がかかった瞬間のスイッチの入り方が凄い。
緊張はしてたが、流石、得意は演劇。
表情の作り方がいい。
余りダンスはせず、歌に注力。
語尾の処理は、少し雑な所が有った。
全体的には歌えているが、他のメンバーが強すぎて埋もれがち。
島川波菜「凄く可愛い曲。可愛いだけじゃない、ちょっとブルーな部分も有る。16歳の私が等身大で表現できると思って選曲した」。
・審査員感想
稲場愛香「最初に名前とタイトルをいう時から、凄くいい声だと思った。歌ってる時も、とってもいい声でマイク乗りがいい。歌詞がしっかり聴こえてくるので、曲の世界感が、心に入ってくる。演技が上手そう。真面目さがパフォーマンスから伝わってくる。これからもっと研究して、もっと良くなると思う。とても素敵でした」。
上記で披露したように島川波菜の特技は演劇。
「演技が上手そう」と、それを、パフォーマンスから言い当てた稲場愛香の洞察力は凄い。
ダンスの先生「成長したね。レッスンでは、動きながら止まって歌って、その後のリズムが必ずズレる。それが、今回はできていた。止まってサイド2ステップに戻れたので「あれ」って思った。「できてる」って嬉しくなった。とっても良かった」。
最後の「ありがとうございました」も超元気。
9.服部琉愛:Kiss me 愛してる /℃-ute
ダンスのリズムは取れている。
表情は硬たく、最初の歌の出だしは弱い。
ただ、声が、幼ないが、最後まで音程は取れている。
後、アイドル性はバツグン。
出てきただけで、ステージを支配してしまう、アイドルオーラは流石。
力が無いからか、マイクホールドはイマイチ。
ただ、小学生なので、まだ時間は有る。
辞めなければ、とんでもない化け物になると思う。
服部琉愛「小さい頃から℃-uteさんが好き。録画とかを見て真似して踊ったりしていたので選んだ。研修生発表会は、笑顔で元気に踊る曲だったので、大人っぽい、いつもと違った一面を見せたかった」。
コメントの途中で息をハァハァしており、体力は切れた感じ。
「修生発表会は、笑顔で元気に踊る曲」とは、下記の「11.ピョコピョコ ウルトラ ハロプロ研修生新人(36期)9人」の事。
・審査員感想
星部ショウ「音程感が凄くいい。単純に上手い。パフォーマンスの世界に入ってる感じもいい。(やりきっていて)見ている方が、恥ずかしいとか不安にならない。凄く魅せられて、いいパフォーマンス」。
小片リサ「すごく素敵。話す声と歌声が、あまり変わらないのが凄い。これから学んでいけば、表現とか技術的な事が付いてくると思うが、今の息の使い方とかを忘れずにいてほしい。この年齢で、このセクシーさが出せるのは凄い」。
10.林仁愛 :プラトニック・プラネット / Juice=Juice
最初の発声から声がパーンと出る。
瞬発力が有る。
声に表情が有り、やっぱり、上手い。
パフォーマンススキルは、やっぱり、今の研修生の中で、抜けてると思う。
伸ばす声がキレイ。
最後まで問題なく歌いきった。
終わった後の、客席の歓声が凄い!
あぁ、これは「ベストパフォーマンス賞」は決まりだなぁ・・・
林仁愛「高い音から低い音まで有るので、そんな曲に挑戦したいと選んだ」。
・審査員感想
稲場愛香「本当に歌が上手い。ピッチもリズムも、全てが安定感が有って、だからこそ、良すぎて欲がでてくる。ダンスの柔らかい動きもできそう。表情も、もっと遊べそうだとか。そんな欲を出しながら見れるのが素晴らしい。感動した」。
ダンスの先生「もっと行ける所が、一杯有ったと思う。ただ、良く声が伸びること!素晴らしい。欲の部分をさらに追求すれば、もっと良くなる」。
「ありがとうございました」の声が超元気。
やりきった表情。
11.杉原明紗:RED LINE / アンジュルム
ダンスは、流石の一言。
ただ、自由曲の出だしのダンスの方がインパクトは有った。
もっと、歌の表現力がつけば、化けると思う。
ダンスと歌の両立という点では凄く攻めていた。
まあ、ダンス賞は、ここも決まりだろう!
杉原明紗「ダンスが好きだからこそ、ダンスを見せられる曲を選んだ。歌とダンスを両立させるのが難しかったが、自分の成長のためにも挑戦した」。
・審査員感想
星部ショウ「小さな体で大きなパフォーマンス。そこが凄い。歌も難しいが、いい線いってる。まだ12歳。来年どうなっているか。伸びしろが有る。今、このクオリティだったら来年どうなっているか、凄く楽しみ」。
歌の先生「凄い攻めてきた。ハスキーボイスとレッドラインの世界観が合っていて、本当に素敵なパフォーマンス。隙が無い感じ」
12.西村乙輝:愛され過ぎることはないのよ / モーニング娘。
最初の出だしは少し声が弱いが、間奏のダンスの後になるとノッてくる。
歌もダンスも初めてのはすだが、歌のダンスも素晴らしい。
客席への目線の送り方も、素晴らしかった。
ど素人からの、素晴らしい伸び率。
こいつは、ノーチェックだったが、凄いメンバー。
西村乙輝「この曲の田中れいなさんと高橋愛さんが凄い大好き。2人みたいになりたいと思って選んだ」。
・審査員感想
稲場愛香「本当に圧巻って感じ。世界観が凄くて、一気に引き込まれる。特にAメロの表情とかが凄い。緊張すると持て余す時間が有ったりするけど、(西村乙輝が泣き出す)大丈夫?大丈夫?。そんな事は無く凄く良かった。落ち着いていた。やってきた事を、ここで見せるんだという強い意志を感じた。本当に素晴らしい。(西村乙輝が)泣いちゃった。良かったよぉ~」。
稲場愛香、ベタ褒め。
感想を聞いて、嬉しくて泣き出す「西村乙輝」。
ダンスの先生「課題曲の時にも言ったけど「なんで今やって、レッスンの時は、やらないんだろう」って。素晴らしいパフォーマンス。指先まで力を入れてパフォーマンスしていて私の方がビックリした。曲のイメージと自分のイメージが合った、素晴らしいパフォーマンス。それをレッスンでもやろう!」。
<全体の感想>
星部ショウ「審査が難しい。鳥肌モノのパフォーマンスが何個も有った。未来は明るい。この曲歌ってほしいとか、こんなデレクションがしたいと溢れ出すような」。
まこと「キャラクターじゃなく、皆んな王道で勝負してきた。毎年難しいが、今回は、審査が凄く難しい」。
歌の先生「バラエティにとんでいて、個性が際立っていた。1人1人のプロデュース能力が高い。皆んな、いい意味でバラバラ。何曲もやったが、それぞれのパフォーマンスが印象に残っている。歌詞を良く読んで、そこにアプローチしているメンバーが多かった。この後、凄く迷うと思う」。
ダンスの先生「若い子のエネルギーがいっぱい有るって感じた。この距離で、それが見れたのは、凄くいい時間だった。その分、審査は皆さん一緒に悩みましょう」。
小片リサ「今年で3年目になるが、毎回審査は悩む。ステージからくるパワーが凄かった。皆んなのやりたい事が伝わった。「もっとこうしたい」っていう私なりのアドバイスが浮かんできた」。」
稲場愛香「皆んなに賞をあげたい。皆んなが、今日まで頑張ってきた事を全力でやっていて、皆の良さが見えて、凄く楽しめた。お客さんを楽しませるパフォーマンスだった。この後、色んな賞は決まるが「皆んな凄いんだぞ」って言ってあげたい。楽しかったです」。
各賞の結果は以下参照。
最後「まとめ」でイベントレポートは終了します。
32:00~ Hello! Project 研修生発表会 2024 ~春の公開実力診断テスト~自由曲ダイジェスト(5.4 TACHIKAWA STAGE GARDEN)